私がまだ学生の頃、臨時でよくアルバイトをしていたものです。
地下鉄代がもったいないと八事まで自転車をすっ飛ばし、割の良いアルバイトはないかと求人票を見回っていたものです。
それは時には事務補助であったり、時にはコンサートの電話受付であったりしたのですが、そういったアルバイトの中でも特に印象深かったのが、会場披露宴です。
出発場所は名古屋水族館前。
船上披露宴会場は想像以上に忙しく、汚れたお皿を下げたり、新しい料理を運んだり。
ちょうど船が金城ふ頭を超えてもっとも遠くまで出たところで、二人の誓いの言葉と、キス。
ああ、今思い出しても素敵だったな。
アルバイト達で後ろで蔭ながらお祝いさせていただいたのを今でも覚えています。
だって、船上披露宴なんて初めての体験だったから。
このお二人、実は地元名古屋ではなく、なんと長野のお見合いパーティーで知り合っていたそうです。
まだ婚活なんて言葉も存在しない時代に、積極的に婚活していらっしゃったんですね。
で、長野と言う地で偶然にもお互い名古屋出身ということで、意気投合したのだとか。
美男美女で素敵なお二人でした。
私もいつか船の上で披露宴を・・・なんて考えたのですが、乗り物酔いしやすい母の絶対の反対があって、地上で挙式をあげて現在に至っている私なのです。
金城ふ頭の景色もデートで見た時とは違った美しさがあったっけ。
名古屋の金城ふ頭の景色は、見る人の気持ち一つで違って見えるものなのでしょうね。
あなたの目には、名古屋の金城ふ頭の景色はどのように映っていますか?